2011年4月16日土曜日

夏旅行記:3日目(8/11)

かつての朝ラッシュ小田急線ばりの遅延でごめんなさい。ぼちぼち書いていきます。



3日目も7時頃に起床しました。荷物をまとめて退散準備をした後は、相部屋だったイシなんとか先輩、青梅特快くん、それに加えてteamkeroroくんも加わり、地鉄市内線の乗り潰しを行うことにしました。

荒町→大学前→丸の内:地鉄市内線2系統

ということでまずは大学前へ向かったのですが…… 写真
がありません。
大学前では263えふさんと郡山さんに遭遇。西富山から歩いてきたそうで……お疲れ様です。
大学前は道路の間にホームがあり、跨線橋で道路を横断しないと出られない、という独特の構造。
道路が途切れない場所に作ったが故の構造なのでしょうか。
そしてそのままトンボ返りで丸の内まで戻ります。

丸の内→荒町:地鉄市内線3系統(環状線)

ここからは新規開業区間へ入ります。この系統にはセントラム用に新造された9000形と、“サントラム”が運用に入っています。確か乗ったのは白い編成なのですが、この黒い編成もスマートにまとまっていて格好いいデザインです。ちなみにこの路線、朝ラッシュ時よりも昼間の方が運行本数が多いという少し変わったダイヤとなっています。通っている地域が主に商業地域のためお買い物需要を当て込んで昼間に多く走らせている、ということでしょうね。

荒町→南富山→富山:地鉄市内線2系統


出発した荒町に帰ってきました。ここで一度ホテルに戻り荷物を回収、南富山に向かいました。
荒町、西町の周辺は富山で一番の繁華街ですが、流石に朝早いのでまだ静かです。
ということで南富山ですが……。普通とは遮断機の降りている方向が90度異なる踏切があります。入庫線なので、市内線電車が通らない際には線路側に遮断機が下りています。
幸運にも訪れた時には入庫列車がおり、
踏切が空く光景を見ることが出来ました。

連絡駅なので賑わっているのか、と思っていましたが、のんびりしている駅ですね……。
その後は直接富山へ戻りました。ここで他の部員と集合、全員集合しました。
……一部屋起床が集合20分前だったようですがねw(ホテルから富山駅は10分程度)

 富山→高岡:JR北陸線

富山では昼食用の駅弁を仕入れてから乗車。急いでいたのか写真が無く、何に乗ったのかが怪しいのですが、確か食パンだったと思います。北陸新幹線開業時にはもうどうなっているか分からない国鉄時代の車両群、今のうちにもう一度訪れてみたいです。


高岡→越ノ潟→新能町:万葉線

ここからは富山県路面電車三羽烏の最後、万葉線に乗車します。この路線もほとんどが超低床車両によって運用されています。路線としては市内線と郊外線を繋いだような形態となっており、
市街地は共用軌道、郊外は専用軌道、というよくある形です。
この路線も風景の移り変わりが実に面白いです。直前まで道路上を走っていたかと思えばいきなり草むらの中の線路へ突入、そしてあげくは長い鉄橋を渡る……と、様々な風景を見せてくれます。
富山ライトレールよりも路線が長く、その分色々な風景が見られます。ただ、市内区間の設備は若干貧弱(いわゆる「ペイント電停」が有ったりもします。)で、普段利用としてはやはりライトレールの
方が優れていると感じました。

 さて、終点越ノ潟ではこんな風景を目にしました。上に見えるのは現在建設中、新湊大橋。
そして下に見えるは越ノ潟フェリー。このフェリー、橋が完成したら廃止されてしまうそうです。
時代の移り変わり、設備の完成によるものとは言え、渡し船という味があるものがなくなるのはちょっと惜しいような気もします。
と、そんな今しか見られない景色を目に収めつつ、先へ進みます。
ここからはJR氷見線能町と徒歩で乗り換えが出来る、新能町駅まで来た電車で戻ります。
……両替機の小銭を使い尽くしてしまってごめんなさい。春合宿でも同じようなことをしてしまったので、出来るだけ気を付けたいです←。


能町→氷見→高岡:JR氷見線
新能町から能町へ徒歩へ移動。能町はかつての貨物輸送の名残か、敷地はなかなか広い駅でした。しかしそれに対して1両も車両が居ない状況になっており、非常に味がある駅でした。
さて、来たのはいわゆる高岡色のキハ40。氷見へ向かいます。
途中の雨晴は、かつて「鉄子の旅」を読んだ際に気になっていた駅でした。実際に車窓から見た海は本当に綺麗でした。雲も少しはありましたが、それが気にならないくらいに。


写真は車内から。何も遮るものが無い一面の海……。この日は日本海も静かでした。
さて、氷見では15分ほどですぐ折返し。高岡へと戻ります。
そして高岡で昼食を調達している最中にハプニングが発生。fukkuu268先輩が居ない!?
……氷見線の車内で寝ていたのを、全員が起こし忘れてしまったようです。そして既に列車は氷見へ向かって折返していってしまいました。昼の氷見線は1編成のみで運用しているので、氷見まで行って折返して帰ってこないと合流が出来ません。ナンテコッチャー。……どうしようもないため、残りのメンバーは行程を続行することに

高岡→城端→福光:JR城端線

ということでJR城端線へ。車両は氷見線と同じく高岡色。城端線は……まあ普通のローカル線、でしょうか。氷見線よりも人が少なかった印象があります。
氷見線/城端線は新幹線開業の際にどういう措置が取られるのか若干気になるところですね。第三セクターに移管されるのか、それともJR線のまま残るのか……。どちらも盲腸線だけにこれまでの並行各線とのケースは当てはめられないように思います。

さて、終点城端はアニメ「true tears」の聖地。駅にはポスターも貼ってあり、町興しにも一役買っているようです。製作会社のピーエーワークスはここ城端に本社があります。このピーエーワークス、珍しく地方に本社を構えるアニメ製作会社ということで、富山・石川県周辺を舞台にしている作品を多く作っています。先日放送が始まった「花咲くいろは」もお隣石川県の、湯桶温泉が舞台。
また、富山県の観光アニメも手がけています。
「聖地巡礼」などによる集客も馬鹿にならない昨今、こうした形での地域への貢献というのも
中々面白いものだと思います。
城端では乗ってきた列車でそのまま折返し、福光へ戻ります。

さて、ここで再びハプニング。マスカット先輩が下車の際に列車内に大きい荷物を置いてきてしまいました。……ということで、マスカット先輩は次の列車を待ち、高岡へ荷物を回収しに行くことになってしまいました。この日は本当についていませんでした……。

福光駅前→森本駅前:加能越鉄道金沢線(バス)
福光駅からはバスで森本に抜けます。ところが……このバスが交通事故の煽りを受けてしまい、
本来とは違う経路を通らざるをえなくなります。その所為で森本から乗る予定だった列車に乗れなくなったため、急遽予定を変更。森本から直接七尾線に乗りに行く予定だったのですが、一度金沢の宿に荷物を預けてから向かうことになりました。
……バスの中は自分も含めてお休みモードでした。結構揺れたような気もするのですが。

森本→金沢:JR北陸線
列車が入ってくるギリギリだったためか、写真は撮れず……。金沢まで向かいますが、車窓の左側(山側)には真新しい高架が。北陸新幹線の高架ですね。てっきりまだほとんど出来ていないと思っていたのですが、予想以上に完成していて非常に驚きました。
北陸新幹線は、富山・金沢・福井と既存のターミナル駅に乗り入れることになっているため、利用も見込みやすいのではないかと思います。航空機からの利用者獲得も見込めそうですね。

金沢ではホテルドーミーイン金沢に宿泊。ドーミーインは鉄研御用達です。駅前徒歩3分という、実に使いやすい位置にあります。……お隣には富山で止まったダイワロイネットホテルも。
部屋に荷物を置いてから戻ると意外と時間はなく……。慌てて駅に向かいました。

金沢→七尾→金沢:JR北陸線・JR七尾線
金沢からは七尾へ向かいます。車両は幸いにも普通の塗装でした。
車内はぼちぼちの混み具合。部員は車両先頭のロングシート部分に陣取っていました。
自分はというと、疲れが出てしばらく眠っていました……。
しばらく後、むくりと目を覚まし……昼食を食べていなかったことに気が付きました。


ということで。名物駅弁、かにめしです。お値段も張りますが、やはり美味しいです。ごはんの上一面にほぐした蟹がのせてあり、中々贅沢です。北陸で駅弁と言ったら食べておきたいですね。

ということで七尾でも乗ってきた車両で折返しますが……その合間を縫って駅前探索。思っていたより駅前が栄えていました。言っちゃなんですが、もう少し寂れているかと思っていました。

帰りの七尾線では途中、相対式ホームの交換駅でマスカット先輩が交換列車からギリギリで飛び乗ってきました。手前の駅で降りて待とうと思っていたら、寝過ごしてしまったそうですw

そんなこんなで金沢に帰ってきました。夕食になりますが、人数が多すぎるため解散して各自で摂ることとなりました。私はketo209くん、青梅特快くん、マスカット先輩、イシなんとか先輩、関名急行先輩と食べることに。麻婆豆腐に流れ込もうとする一コマもありつつ、最終的にはラーメンになりました。そして食後は金沢駅へ移動して撮影することに。



バルプですし、写真自体はお察し下さい。485系には翌日お世話になることになります。
683系8000番台の格好良さは異常。基本的に北越急行の塗装はかっこいいですが、この車両は
非常に塗装映えする車両だと思います。全国数多の特急車両の中でもトップクラスですね。
走りも素晴らしいですし……。
このほか日本海なども撮影後、撤収。てくてく歩いてサンクスで食料を調達後、ホテルに戻りました。

このとき既に10時は回っていたのではないでしょうか。大人しく就寝……。
と行くわけがないですよね!寝かけたところで戦争が始まりました。
飛び交う枕、布団を持って相手をくるみ、そのままくすぐり。完全に修学旅行のテンションでした。
……下の部屋(鉄研部員宿泊)には迷惑をかけました。ごめんなさい。

ということで3日目はこのような感じです。頑張って4日目も早く上げます。

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